季節が過ぎるのは早いもので、もう10月も2週間が過ぎようとしています。
そんな10月と言えば、ハロウィーンがありますよね。
日本ではいい意味でも悪い意味でも注目されるイベントですが、本来の楽しみ方や習わしとはかけ離れた日本ならではのイベントの楽しみ方をしているように思います。
渋谷など、多くの人が集う場所なんてもうさながら百鬼夜行の如く。
じゃぁそもそもハロウィーンってどんなイベントなのかと言われると、なかなか答えられる人はいない気がします。ということで、今回はハロウィーンに関する雑学について触れていきたいと思います。
ハロウィーンには古い歴史があり、古代ケルト人が行っていた、その年の収穫と悪霊を追い払う儀式お祭りです。
ケルト人の1年の終わりは10月31日で、夏の終わりと冬の訪れを感じるこの時期に死者の魂が家族を訪ねてくると言われています。
しかし、イギリス名物幽霊が現れるということは、同じくイギリス名物、精霊や魔女も悪戯をしに来るということ。
そんな害のある精霊たちから身を守るために、仮面を被ったり魔除けのたき火をたいたりしていたのです。
この仮面を被る魔除けが転じて、現在のイギリスやアメリカでは子供たちが仮装をして家々を回り、ホームパーティーを楽しむお祭りになったわけですね。
日本では魔除けなんてどこ吹く風で、もっぱらコスプレイベントのような扱いをされていますが、宗教観が特殊かつ商魂逞しい日本らしさも感じますね。
個人的にはハロウィーンに何かをする、ということはないのですが、またテレビ越しに町の喧騒を眺めようかな、と思います(笑)