読書垢

わたし、X(旧Twitter)にいわゆる読書垢を持ってたりします。
おなじ読書好きな人とつながって、面白い本や小説の情報を共有するのにすごくいいんですよね。
自分の知らない本の情報だったり、気になってたけどまだ読んでない本の簡単な感想を見てやっぱりこれ読もうってなったり。
なかなか有益に使わせてもらってます。
そんな読書垢で最近素敵な雑誌の情報を知ったのでここでもちょっと紹介しちゃおうかなって。

「CASA BRUTUS(カーサブルータス) No. 299」(マガジンハウス)

「美しい本の森へ」
『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』がベストセラーとなったように、大人の読書離れが顕著な一方、図書館、マイクロライブラリー、ブックカフェなど、本に囲まれた美しい空間はなぜか増えている気がします。特に近年の図書館は、建築的な美しさやダイナミックさはもちろん、本の陳列、選書、サイン計画、家具のセレクトを工夫し、カフェを併設するなど、本との出会いや本を読むという体験に重きを置いた新しい施設が続々と登場。読書が非日常となりつつある現代、本に没入できる空間、人々の知性や歴史に囲まれた場所に身を置くことが重要なのかもしれません。また、地域コミュニティの中心として、社会とは別の居場所としての役割も加わりました。そんな新しい時代の全国の図書館、大小さまざまな書店を特集します!

とのことで、素敵な図書館、書店、ブックカフェなどの紹介がされています!
行ってみたいってところがたくさんです!
見るだけでウキウキするというか、素敵な本がたくさんある空間の写真集としても楽しめます。

アマゾンのKindleならUnlimited会員さんなら無料で読むことができます。
ほんと有益な情報ありがとうございますという感じです。
また読書垢で得た、素敵な情報があったらこっちでも紹介したいと思います。

笑ゥせぇるすまん

小学生の頃、古本屋さんに行ったら特売コーナーに黒くて分厚い漫画が置かれていました。なんとなく気になって手に取ってみたら「笑ゥせぇるすまん」と書かれていました。
タイトルは知ってるし、なんとなくの雰囲気は知ってたけど見たことはありませんでした。
結構分厚い(人気のお話をまとめた感じだったと思います)のに特売コーナーにあったのでお手頃だったこともあってとりあえず買ってみました。
子どものわたしでも読みやすい、オムニバス形式のブラック系のお話がたくさんつまっていてあっという間に読んでしまったことを覚えています。
いいですよね、人間の願い、欲望を叶えてあげるけど、破られることが目に見えている約束をして最後はバッドエンド……。
子どもの頃のわたしには良い教訓になりました(笑)
最近、YouTubeに笑ゥせぇるすまん公式チャンネルがあったので、そんなことをふと思い出しました。
笑うセールスマンは人気のようで、過去にドラマ化、2017年に笑ゥせぇるすまんNEWというタイトルで新たなアニメ化、さらには2021年には舞台でも上演されていたようです。
もとは結構古い漫画なので、時代背景や出てくるアイテムに時代を感じることも多いですが、良い作品はいつまでたっても良い作品で衰えることはありませんね。
あのとき買った、笑ゥせぇるすまんのあの分厚いコミックはもう手元にはありませんがまた読んでみたくなりました。

連続殺人鬼カエル男

中山七里さんのミステリー小説「連続殺人鬼カエル男」を読んでみました。
「連続殺人鬼」という恐ろしい単語と「カエル男」というコミカルな単語のミスマッチさと、表紙に描かれているかわいいカエルの着ぐるみが血のついた包丁を握りしめている惹きつける表紙…前から気になってました。
カエル男って単語がインパクト強くて、コメディタッチなお話なのかな?なんて思いきや…結構残酷な描写があってびっくりしました。
いや、もちろん悪い意味じゃないですよ。
ページをめくるたびに訪れる緊張感、目が離せなくなるほどのスリルと巧妙なストーリーに圧倒されました。
「このミステリーがすごい!」大賞の最終選考に残った作品であるのがうなずけます。

内容にネタバレなしでさらっと触れると、カエルの着ぐるみを着た人物が、猟奇的な手口で連続殺人を行うという異様な事件が発生します。
この事件を解決すべく刑事・渡瀬とその後輩刑事小手川が犯人の動機や背後にある謎に迫ります。物語は予想外の展開を見せ、最後には驚愕の真実が明らかに……。

犯人であるカエル男を名乗る人物の殺害方法が目を覆いたくなるほど残虐でした。けど、ただの猟奇殺人ものではなくちゃんとした社会的メッセージが込められています。
一読の価値あります。

続編である「連続殺人鬼カエル男ふたたび」も出版されているようなので、次はこちらを読みたいと思います。

ひみつの本屋

先日、SNSでとっても素敵な本屋さんの紹介を見ました。
その名は「ひみつの本屋」。
まず名前がいいですよね。本屋というだけでワクワクするのに「ひみつの」ってつくのがとても良いです。

なにが良いってお名前だけではなく、その入店システムです。
まず、電子利用券を購入します。
そのあと、指定されている複数のお店から好きな場所へ行って書店の鍵を受け取るんです。
その鍵で本屋の扉を開けて入店すると……。

いちいちめんどくさいとか思わないでくださいね(笑)
それがいいんです!
ちょっとした冒険感ありませんか?

ちなみに書店は無人です。
店内にある本は翌日まで3冊までは借りることができます。
また購入することもできます。(現金のみでおつりはでないとのこと)

書店の横に喫茶店があるので、そこで美味しいコーヒーを飲みながら読書が楽しめるようです。なんて素敵なんでしょう!

書店利用、読書が終わったら鍵を借りたお店にまた鍵を返して終わりです。

実際行ったかたのお写真見たんですけどすごく雰囲気良かったです。
場所は熱海なのでちょっと遠いのですが絶対行ってみたい書店です。
旅行の予定なかったけど熱海に今一番行きたいです。

10分だけでも

本なんて読まない。っていうか長い本なんて読めない。
けど、読書っていいんでしょ?
普段本を読まない人間が、読書なんてできると思う?

こんなお悩みの方、いるんじゃないでしょうか。気になるタイトルの本がある、ネットで話題になっている本がある…気になるけど普段読書をしないから読めない気がする。

結論から言うと、大丈夫です!
まず自分が興味ある本を一冊買ってみてください。(図書館で借りるのもOK!)
そしてその本を、空き時間の10分だけ読むようにしてください。
休憩時間でもいいし、移動中の電車の中でもいいし、とにかく空いてる時間に10分だけ。10分が難しい場合5分でもいいです。

読むペースは遅くても大丈夫。自分のペースで好きに読んでみてください。自分の興味のある本ならきっとその10分はあっという間に感じると思います。
もちろん10分じゃ足りなくて、続きが気になるからもう少しと時間を伸ばすのもOKですよ。

すると、気がづくと一冊読み終わってるとんじゃないでしょうか。
その調子で毎日少しずつ、興味のある本を読んでいたら、いつの間にか何冊も読むことができます。
難しい本を選択するのではなく、興味のある内容であることが大事。
小説じゃなくてもいいです。興味のある本を毎日少しずつ読むことがコツです。

SNSやネットで文字を読む機会はたくさんあるから、全然読めないなんてことはないはず!少しでも本が好きになってくれたら嬉しいです。

図書館の天使

先日、SNSでとても素敵なポストを見かけましたので紹介しようと思います。
素晴らしい読書のテクニックだといって、何かの投稿のスクリーンショットが貼られていました。
内容を要約すると、

「図書館の天使を信じること」として、読みたい本があった場合、まず図書館へ行き、その本を探します。
見つけたら、その借りたい本と、その本の左右1冊ずつ、計3冊を借ります。
お目当ての本以外の2冊が、普段なら絶対に手にしないジャンルや内容である可能性が高く、それらの本を読むことにより、気づきを得られるというもの。
興味のない内容や、分厚くてとても難解な本であっても目を通すと、不思議とそこで得た内容がどこかしらで役に立つことがある…かもしれない。

こんな感じです。
こういう本との出会いを司るのが「図書館の天使」だとか。
なんだか素敵じゃないですか?
もしかしたら自分を変える、素敵な本と運命的な出会いがあるかもれないですし。
読みたい本が特にない、逆に読みたい本がありすぎて選べない…なんて言うときにも使えそうです。
書店でも実行可能ですが、図書館なら無料で試せます。
わたしもやってみよう!図書館の天使が微笑むといいなあ。

なぜか怖いけど見てしまう

なぜか怖いけど見てしまう、聞いてしまうものってありませんか?
わたしはおばけとか、グロテスク系のものは苦手なのでそれらは好んでみることはないのですが…自然災害の脅威とか遭難とかそれ系のは自身への戒めを込めて見て結構調べたり見たりしてしまうんですよね。
最近YouTubeで遭難事件を紹介するチャンネルを見つけて、時間があるときにラジオ代わりに聞いています。
山岳遭難、海での遭難…どれも本当に怖いなって。
遭難する人、もちろんはじめから遭難するつもりで出かけてないし、なんなら楽しい気持ちで探検を楽しんでいたはずなのに、ちょっとしたことがきっかけで大変な思いをしてるんですよね。
山だったら天候を読み違えたとか、近道をしようとしたけど間違えて迷ってしまったとか、ハイキングのつもりで軽装備で来てひどい目にあったり。
山の遭難も本当に過酷で恐ろしいですが、圧倒的に聞いてて怖いなと思うのは海底洞窟遭難ですね。ケイブダイビングでの事故です。
ケイブダイビングはかなり危ないスポーツの上位にくるそうですし、プロのダイバーですら事故を起こすことがそれなりにあるようです。
わたしはケイブダイビングどころかダイビングすることすらありませんが、聞いてるだけで苦しくなってきます。本当に怖いです。
きっと海の中は自分が思ってる以上にきれいなんでしょうが、わたしは動画や図鑑などの書籍にのってる写真だけで満足することにします。
簡単なハイキングはしたいけどダイビングはたぶんよほどこのことがない限りすることはなさそうです(笑)

半沢直樹

最近、ドラマの「半沢直樹」を見る機会があったので視聴してみました。
ちなみに2013年版と2020年版どちらも見ました。
以前、放送されたとき大変話題になっていたのは知っていたのですが、そのときは見る機会を失って結局みることができませんでした。すごくきになっていたんですけどね。
半沢直樹の原案は池井戸潤さんの小説半沢直樹シリーズです。
2013年版は『オレたちバブル入行組』『オレたち花のバブル組』、2020年版は『ロスジェネの逆襲』『銀翼のイカロス』だそうです。
ドラマは、非常に面白かったです。さすが池井戸潤さん。
池井戸さんって、元銀行員なんですよね。だから金融業界や融資を希望している企業のお話がリアルで非常におもしろいです。
ちなみにわたしは、池井戸さんの小説だと『陸王』という足袋業者が、生き残りをかけてランニングシューズを開発していくお話が大好きです。ドラマも見ました。
半沢直樹、ドラマ版非常にキャラも濃くいて、迫力もあって、スリリングでした。
ちょっとずつ見ようかなと思ってたけど、面白くて気づけば一気見です。寝不足です。
ドラマがこれだけ面白いということは、きっと原作小説も面白いですよね。
よし!今度は小説も読んでみよう!

攻略本

最近YouTubeなどで、昔のテレビゲームを攻略する実況動画を見るのにはまっています。
子供の頃、我が家にもゲーム機があったんですが、わたしがまだ小さかったのと、普通にゲームがうまくなかったのでまったくクリアすることができませんでした。
なんならクリアっていう概念がないというか、ちょっと遊んでクリアできなかったところで終わりみたいな。
下手くそなりに、クリアどころか序盤しか進めることができなかったとしても、それでもゲームをするのは大好きでした。
近所に住んでるゲームのうまいお友達や、お友達のお兄ちゃんが自分が全然できなかったゲームをすいすい進めているのを横で見るのも大好きでした。
レトロゲーをプレイしている実況動画は、そんな昔の懐かしい思い出が蘇ります。
普通に操作が難しいなあっていうのもありますが、昔のゲームって「攻略本」というものがあって、そこにプレイのヒントとなることが書かれています。
いわゆる裏技なんかはだいたいこの攻略本にかかれていたようです。
わたしは当時まだ子供だったので、攻略本を自分で買うことができなかったし、そこまでクリアを求めてたわけじゃなかったので、攻略本というものを見たことがなかったです。
今になって、レトロゲー攻略動画を見ると、こんなのどうやったら見つけられるんだよっていう謎の行動をしないとクリアできないものが多い事に気づきました。
これらのクリアするのに必要な謎行動をじゃあどこで知るのかといと、攻略本だったようです。
なるほど、昔はゲームと攻略本セットで売れる感じたんですね。
今はインターネットですぐに攻略法やプレイ方法が調べられるので便利になりましたね。
けど、多分当時は攻略本を買って攻略するというのもまた楽しかったのかもしれません。
もう昔のゲーム機はとっくになくなってしまったけど、またプレイする機会があったら大人になった今プレイしてみたいなって思いました。

和菓子

先日友人と話していて和菓子の話題になったのですが、そこで耳慣れない和菓子の名前を聞きました。

「水無月」という和菓子だそうですが、私は水無月というと6月の異名だということしか知らなくて、その場で検索しつつ友人の話を聞いていました。

和菓子の水無月は主に6月30日に食べられるもののようで、基本的に京都でよくある風習のようです。

1年の折り返しであるこの日に行われる「夏越祓(なつごしのはらえ)」の時に食べられるお菓子なのだとか。

ちなみに元々は6月1日に氷を食べて無病息災を祈願する行事が室町時代の宮中で行われていたそうなんですが、当時氷なんて超が付くほどの高級品だったので、氷のかけらを模した和菓子が生れたとのこと。

なお水無月は白い外郎(ういろう)生地の上に甘く似た小豆を載せて、三角形に切られたお菓子です。言うほど氷っぽい見た目かなぁ……?とは思いますが三角形が氷のかけらや氷の角を表現しているようです。

というのも、昔は大きな氷の塊を刀で削り出していたのでそういった鋭利な図形のイメージだったのですね。

そして小豆のは邪気払いや厄除けの力があるとされており、当時の人は良く考えるな……と感心しました。

氷(水無月)を食べるのは暑気払いや夏バテ防止のためだったそうですが、年々気温が上がってる現代こそこの祈願をしたいかもしれませんね(笑)