Monthly Archives: 11月 2020

目的なく訪れた本屋で購入したエッセイ

ぶらり立ち寄った本屋さんで、新刊チェックをしてみました。ここ最近発売された本をチェックすることは、私のとても貴重な時間です。「あの作家がこんな小説を書いている」とビックリしたり、好きな作家が手掛けたエッセイを見つけたりと、目的なく入った書店では意外な発見があるものです。こうした思ってもみなかった作品に出会うことは、暮らしの中で非常に貴重なものになりつつあります。なぜならばそこから未知なる世界が開けてゆくことにも繋がるし、それは趣味を極める大切な方法だと感じるからです。先日訪れた書店では、以前読んだ時に感銘を受けた小説を執筆した女性作家のエッセイを見つけることができました。それは優しくも力強さと生命力を秘めたもので、完読した後に「この小説を読むことができて本当によかった」と思い、忘れられない貴重な経験として心に刻まれたのでした。そのことが本棚の前で頭をよぎり、エッセイを購入しました。この書籍は旅や日常の暮らしについてのもので、著者が手掛ける物語達をより一層深く知ることにも繋がるのではないかと感じています。またあの心打たれた小説に紐づくエピソードを知ることができるのではないかと思い、ページを開くことが待ち遠しいです。

アッパーな小説は朝の憂鬱を吹き飛ばす

満員電車はストレスフルです。ギュウギュウにひしめき合い、人との感覚も取れずにいつの間にか片足が宙に浮いてしまうことも少なくありません。踏ん張ろうにも限界を感じ、半ば諦めモードになることも多々あります。しかしながら過度のストレスを抱えて過ごすのは、精神的にもきついものです。私はそんな辛さを回避すべく、満員電車対策法を練るようにしています。なるべく空いていそうな時間帯に電車に乗れるように早めに家を出て目的地にあるコーヒーショップで時間を潰すという行動を取ってみたり、空いている車両に乗るようにしてみたりと様々です。そしてこの二つの作戦を決行する時には、決まって本を鞄に忍ばせるようにしております。もし本を開くことが出来るのであれば、今いる場所から違う次元へトリップすることが出来るからです。また喫茶店でコーヒーを飲みながら朝から本を読むというのは優雅なもので、いい一日を過ごすことにも繋がります。ちなみにこうした時に読む作品はアッパーなものが多く、ストレスを貯めた心を解放するような物語を手にすることにしています。またユーモラスで心から笑うことが出来る作品を一日の始めに読む事は、暮らしのビタミン剤になるものです。兎にも角にも、心にあるウップンは溜めずに効果的な方法で吐き出すことがとても大切です。ストレスを回避する方法は人それぞれの思考により異なるものなので「私にとってはこれが最適」というものを探すことが、自らも楽しくアッパーに生きるための一歩だと思うのです。